中学生の男女交際について
中学生の男女交際について
中3の娘が同じ学年男子と交際していて、娘は時々夜遅く帰宅したりしています。高校は推薦入学が決まっています。娘に男女交際についての注意やアドバイスをどう言ったらよいのでしょう。
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A 昔、読んだ本にこんなことが書いてありました。「今の時代に人を好きになるということは、大事なことです。無関心を装う風潮の中で、人を好きになる、人に関心をもつということは、自分の心を豊かにすることでもあります」
また、自分ではどうにもならない感情に左右されるのも恋愛の特徴ですね。決して、きれいなだけでなく、コントロールの効かない自分の感情を持て余すこともあるでしょう。
そんなことを通して、今までは、善でなければ悪といった二者択一的な選択肢で物事を見ていたのが、善と悪の間にはいろんな感情があることを知り、複眼的なものの見方を知らず知らず身につけていくのも思春期であり、人を好きになることから身につけられる財産でしょうね。
さて、ご相談の内容から察すると、2人の付き合いは親御さんの公認なんですね。それは素晴らしいことです。娘さんも好きな人ができたこと、付き合うよう になったことを、お母さんに話されたのですね。それだけでも娘さんは立派です。隠そうとする気持ちも半分以上ある年頃ですから、娘さんの行動は立派ですし、お母さんと娘さんの関係も、ほどよ い距離感を保っているのでしょう。
今の関係性を保ちながら「私はあなたも〇〇くんも信じている、神の子としてお互いに高まっていけるといいね」「あなたは推薦で高校に行くのだから、入試とは関係のない勉強をして実力を高めておくといいね」などと話してやることはどうでしょうか。
また、まだ中学生ですので、門限は設けてもいいと思います。
お互いの家庭同士で連絡を取り合って、門限を決めておくのも一つの方法ですね。認めてくれる人を、人は裏切ることができません。親が信じてくれていると感じれば、親が泣くような真似を子供はできません。感受性の豊かな年頃の中学生ならなおさらです。
谷口雅春先生は次のようにお説きくださっています。「交友を選ぶことは生涯のうちで最も大切なことである。悪しき友と交わってはならぬ。悪しき人間は本来ないけれども、方向の間違った側へ進むものを『悪しき人間』と仮にいう。生命の本質の栄えのことを思わず、外面の虚栄に心を奪われ、五官の快楽のことのみ心を引かれている悪しき者と交わるならば、その人は人生で一番大切なものを見失う時が来る」(新編『生命の實相』第59巻32ページ)
私も中学校で担任をしている時は、こんなことを言いました。
「恋に憧れる年頃に恋をすることは、自然なことです。好きな人ができて、相手のことを大切にしようと思えれば、君たちの心は1段高いところに進みます。」
お母さんが、娘さんにアドバイスをするならば「お互いに高め合えるお付き合いをしていくと、1人の人間として尊敬し合える関係になるよ。お母さんは、2人ならそんなお付き合いができると思うな」と言った言葉をかけてあげればいいのではないでしょうか。
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